夏の山梨県は標高の高い高原が多く、避暑地としてとても人気があります。吹き抜ける涼風と豊かな自然、湖や渓谷に広がる絶景を満喫し、牧場のソフトクリームや郷土料理などご当地グルメも充実しています。この記事では清里高原や富士五湖周辺など、山梨のおすすめ高原エリアを巡るモデルコースとともに、夏でも快適な避暑スポットの魅力をご紹介します。
涼しい山梨の高原で避暑地観光を楽しもう
山梨県の高原エリアは富士山、南アルプス、八ヶ岳など標高の高い山々に囲まれ、山麓には広大な高地が広がっています。夏でも標高1000m以上の高原では涼しい風が吹き抜け、都会の暑さを忘れて過ごせます。高原地帯では湖や清流、牧草地など自然豊かな景観が点在し、絶景スポットが盛りだくさんです。
- ハイキングやトレッキングで森林浴を楽しむ
- 湖畔でボートやサイクリング
- 牧場で新鮮な乳製品やアイスクリーム
- 渓谷の滝めぐりや川遊び
- 星空観賞や自然体験
高原の気候は日中は涼しく、夜はさらに冷え込むこともあります。標高が高い場所では紫外線も強めなので帽子や日焼け止めを用意し、レジャーシートや長袖・薄手の上着なども持参すると安心です。【※】都心からは中央高速道路で約2時間、鉄道でも中央本線経由で2時間程度とアクセス良好で、日帰りや一泊旅行にも最適です。
山梨高原の気候と魅力
山梨県内でも標高の高い北杜市や富士河口湖町などは、盆地よりも5℃以上低い平均気温になります。夏でも朝夕は肌寒さを感じることがあり、木陰に入るとひんやりします。この涼しさが海抜数千メートル級の山々から吹き下ろす風によるもので、都会とは違う清々しい空気が迎えてくれます。
また高原には豊かな水源があふれ、清流や湖沼が数多く点在。湧水池や渓谷では真夏でも川の水が冷たく、マイナスイオンあふれる空間でクールダウンできます。山肌には高原植物や牧草地の緑が一面に広がり、開放的な景色が旅の疲れを癒してくれます。
避暑地で楽しむアクティビティ
山梨の避暑地高原では自然を活かしたアクティビティがたくさんあります。森の中を散策したり、絶景が望める展望台まで軽登山したりするのは定番。澄んだ湖や川ではボートやカヌー、フィッシングで涼しさを体感できます。
牧場では乗馬体験や搾りたて牛乳を使ったソフトクリーム作り、地元野菜の収穫体験など、夏でも爽やかな環境で動物とのふれあいや食育も楽しめます。各地で開催される花火や星空観察会など、夜のイベントも避暑旅行の醍醐味です。
アクセスの便利さ
山梨の高原観光はアクセスの良さも魅力です。中央自動車道を利用すれば都心から2時間前後で甲府盆地を抜け、高原地帯に到着します。電車でも中央本線で甲府乗り換え、さらに特急やJR小海線・富士急行線で各高原エリアへ向かえ、移動がスムーズです。
大都市からのアクセスが良いため、高原リゾートは週末になると多くの観光客でにぎわいます。朝早く出発すれば日帰りでも十分涼を楽しめますし、ゆったり過ごしたい人は周辺の温泉宿やペンションに1泊すれば高原の星空と夜風を満喫できます。
清里・八ヶ岳の高原で自然体験

清里高原と萌木の村
山梨県北杜市にある清里高原は標高約1200~1400mの高原地帯。広大な牧草地を擁する「清泉寮」やショッピングモール「萌木の村」など、自然と文化が融合した観光スポットが点在しています。清泉寮では搾りたてジャージー牛乳を使った濃厚なソフトクリームが名物。牧場内の遊歩道からは八ヶ岳連峰の絶景を眺められます。
萌木の村はナチュラルガーデンのような広い敷地にカフェやレストラン、雑貨店、オルゴール博物館が集まったテーマパーク。森の中にメリーゴーラウンド「カルーセル・ドリーム」があり、子供から大人まで楽しめます。敷地内のカフェやレストランでは地元野菜やチーズを使った料理が味わえ、森を散策しながら食事やショッピングを満喫できます。
吐竜の滝と尾白川渓谷
清里エリアの渓谷にも涼スポットがあります。吐竜(どりゅう)の滝は八ヶ岳から流れ出る清流が約10mの岩肌を絹糸のように流れ落ちる滝。駐車場から遊歩道を約15分歩くと到着しますが、途中は木陰が続き、滝周辺はマイナスイオンに包まれたリゾート地のよう。真夏でも滝のしぶきと冷気でひんやり涼しく、観光客の疲れを癒やします。
また尾白川渓谷は南アルプスの雪解け水が流れる清流沿いのトレッキングコースです。橋の下で川遊びができ、子連れにも安心。渓谷の岩肌には「神蛇滝」や「不動滝」などの小さな滝が点在し、木漏れ日が差す森の中を歩くと森林浴効果で体感温度がさらに下がります。
美し森展望台からの風景
北杜市には標高約1350mの「美し森(うつくしもり)展望台」があり、山頂からは八ヶ岳連峰や南アルプスの雄大なパノラマを一望できます。澄み切った夏の高原の青空の下では、遠く富士山のシルエットまで見渡せる絶景スポットです。展望台までは駐車場から徒歩10~15分ほどの登り道ですが、道中にはヤマユリやバラ科の高山植物も見られ、片道約20分の登山道散策も楽しめます。
富士五湖高原で絶景満喫

河口湖と風穴で涼む
富士河口湖町に広がる河口湖周辺は標高約830mの高原リゾート。湖面から見上げる富士山はまさに絶景で、遊覧船やカヌーで湖上から眺めたり、湖畔の堤防を散策して爽やかな風を感じたりできます。湖岸には富士五湖レジャーランドや展望台もあり、夏季には富士山を背に涼しげな景色を楽しめるスポットが充実しています。
また河口湖エリアには天然のクーラー「富岳風穴・鳴沢氷穴」があります。風穴は年中洞内の温度が3℃前後と極寒のため、洞窟から冷気が吹き出し、夏でも厚手の上着が必要。でも洞窟入口は避暑地気分を味わえる人気スポットです。需要が高い時期は列ができますが、洞窟の周囲を散策するだけでも涼風を感じることができます。
ハーブ庭園と湖畔散策
河口湖畔にあるラベンダー畑や四季の草花が楽しめる富士河口湖ハーブ庭園では、標高900mの涼しい高原に約50種類のハーブが彩ります。夏はラベンダーやローズマリーが見頃で、香りをかぎながらの散策は気分爽快。敷地内のガラス温室カフェではハーブティーや手作りジャムも楽しめます。
湖畔には「大石公園」や「みさき遊歩道」など散策コースも整備されており、富士山を見ながらゆったり散歩できます。特に大石公園から富士山を望む夕景は息を飲む美しさ。夏の夕方に足を伸ばせば、高原風景と湖面に映る富士山とのコントラストを堪能できます。
山中湖をサイクリング
山梨県山中湖村にある山中湖は富士五湖の中で最も富士山に近いリゾート湖。標高約1000mなので河口湖よりさらに涼しく、湖畔には全天候型サイクリングロードが1周22kmにわたって整備されています。レンタサイクルで湖畔を一周すれば、爽やかな高原風を全身で感じられる他、途中の展望休憩所や森の音楽堂からは富士山の絶景が楽しめます。
また山中湖畔に隣接する「花の都公園」では、夏にラベンダーや花ヒマワリが見頃を迎えます。高原の涼風と色とりどりの花畑はフォトジェニックで、多くの観光客が訪れます。園内には子ども広場もあり、家族での避暑レジャーにもおすすめです。
山梨高原で味わう絶品グルメ
清泉寮のソフトクリームと牧場グルメ
標高の高い山梨高原で味わえるグルメも見逃せません。清里高原の清泉寮では牧場直営のジャージー牛乳を使ったソフトクリームが名物で、濃厚ながら後味さっぱり。牧場のレストランでは自家製チーズやバターを使った料理も楽しめます。北杜市周辺には乳製品直売所やカフェも多く、採れたて野菜や果物を生かしたメニューに出会えます。
郷土料理ほうとうやそば
山梨の郷土料理「ほうとう」は、野菜たっぷりの味噌仕立ての煮込みうどんで、山梨の避暑地で地元の味を体験できます。冷えた体を温めてくれるほうとうは、高原の宿や食事処で人気です。甲府市近郊の郷土そば「甲州そば」や地元ブランドの果物を使ったデザートもおすすめ。地場野菜をたっぷり使ったサラダやゼリーも、避暑地ならではの涼しげな一品です。
地ビールやワイン
山梨県はワインの名産地でもあり、高原周辺にはワイナリーが点在します。また八ヶ岳エリアには地ビールの醸造所もあり、昼下がりに冷たいビール片手に高原の景色を楽しむ観光客も多いです。清里や河口湖の街道沿いには地元ワインバーやビール工房があり、グラスを傾けながら避暑のひとときを締めくくるのもおすすめ。ブルーベリーやぶどうを使ったスイーツも、夏の高原で味わいたい一品です。
涼風絶景とグルメを巡るモデルコース紹介

午前:清里高原散策とランチ
モデルコースの例として、午前10時ごろに清里高原エリアからスタートします。まず清泉寮でソフトクリームと朝食をいただき、高原の牧草地をゆったり散策します。その後、萌木の村で森の散策やカフェ休憩。12時頃には地元野菜やチーズを使ったほうとう鍋やサンドイッチでランチを楽しみましょう。
午後:河口湖展望とサイクリング
午後は富士五湖エリアに移動。河口湖畔の展望台を訪れて富士山をバックに記念撮影します。次に河口湖ハーブ庭園や大石公園を散策して涼しい風を満喫。16時頃には山中湖へ向かい、サイクリングやボート遊びでアクティブに過ごします。高原の公園では夕方の涼風の中、ラベンダーや花畑を眺めてリラックス。
夕方:温泉宿で締め
夕方は山梨の温泉宿に宿泊し、露天風呂から星空を眺めましょう。夕食は山梨名物の郷土料理や地酒で決まりです。避暑地の夜は日中より冷え込むため浴衣だけでなく羽織ものを忘れずに。高原ならではの星空と涼風の中で、心地よい就寝へと誘われます。
まとめ
山梨県の高原は夏でも涼風に包まれ、絶景とグルメが同時に楽しめる贅沢な避暑地です。標高の高い清里高原や富士五湖周辺はアクセスも良く、家族連れからカップルまで幅広い層におすすめできます。豊かな自然、牧場の味覚、温泉宿などを組み合わせれば、夏の暑さを忘れられる快適な観光旅行になります。
避暑地へ出かける際は、日中は軽装でも夜から早朝は冷え込むことを忘れずに。最新の天気情報を確認して、十分に準備を整えて涼風絶景とグルメの旅を満喫してください!
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