山梨県甲州市の勝沼ぶどう郷駅前にある『駅前甚六公園』は、桜の名所としても知られる小さな展望公園です。緑豊かな高台から甲府盆地や南アルプスの山々が見渡せ、園内に保存された蒸気機関車(EF64形)も子どもたちに大人気。
遊具は少ないですが、ピクニックシートでのんびり過ごしたり散策を楽しんだりできます。この記事では公園の見どころとアクセス方法のほか、駐車場情報や周辺のランチスポットも詳しく紹介します。また、近年テレビアニメ『ゆるキャン△』の舞台の一つとして紹介され、若い世代にも人気が高まっています。
目次
駅前甚六公園の概要と見どころ
駅前甚六公園は中央本線・勝沼ぶどう郷駅のすぐ近くに位置する公園で、名前は周辺の桜育成会『甚六会』に由来しています。園内にはJR旧勝沼駅のホーム跡が残され、春には桜のトンネルが見事。
高台にあるため、甲府盆地や南アルプスの山々を一望できる絶景スポットとしても人気です。特に夜桜のライトアップと市街地の夜景は幻想的で見逃せません。
桜の名所「甚六桜」と公園の景色
甚六桜は公園内に咲くソメイヨシノの通称で、この地区の菱山地区の桜育成会「甚六会」にちなんで名付けられています。春になると園内に約1000本の桜が咲き揃い、まるで桜のトンネルを歩いているような美しい景観が楽しめます。
夜にはライトアップが行われ、甲府盆地の夜景と桜が一体となって幻想的な光景が広がります。桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬です。
展示機関車EF64形の見どころ
公園内に保存展示されているのは、旧国鉄時代に地方の貨物列車などで活躍したEF64形18号機です。公園の高台から引き揚げられ、かつての勇姿のまま復元されています。
車体は深い紺色で塗り直されており、その迫力ある姿は間近で見ても飽きません。子どもたちは機関車に乗り込んで遊ぶことができ、鉄道ファンだけでなく親子連れにも大人気のフォトスポットです。
旧勝沼駅の跡地を散策
園内には旧勝沼駅のスイッチバック時代のホーム跡も残されています。緩やかな坂を上った先にあるホーム跡をたどると、かつて列車が入り替え作業を行っていた様子を想像できます。
また、ホーム跡周辺からは南アルプスや勝沼町内を見渡せ、子ども連れならホームに立って写真撮影を楽しむのもおすすめです。
駅前甚六公園の遊具と子ども向け施設

駅前甚六公園には大型の遊具こそありませんが、広々とした芝生広場やベンチが整備されており、子どもと一緒にゆったりと過ごせます。
園内の機関車展示や旧ホーム跡は子どもたちにとってまるで遊具のような存在で、思い思いに階段に登ったりベンチで休んだりと自由に遊べます。小さな子ども連れでも安心して遊べるエリアが多く、駅前なので電車の音や風景も楽しめるのが魅力です。
機関車EF64で鉄道気分を体験
中でもEF64形機関車は、子どもたちにとって一番楽しい遊具です。実際に運転席に座ったり、はしごを登ってキャブに上がったりできるので、鉄道運転士になった気分を味わえます。
車体にはベンチも備えられており、お弁当を広げてのんびり休憩するスペースにも。見通しがよく開放的な場所なので、親子で記念撮影をして思い出を残す姿も多く見られます。
広場でピクニックとベンチ遊び
公園内には日よけのあるベンチも複数設置されており、家族連れがピクニックをするのにぴったりです。広い芝生エリアではボール遊びやバドミントンなどもOK。
ちょっとした丘のようになっている場所もあるので、子どもが元気に走り回ったり、シートを敷いてひなたぼっこしたりするのに向いています。駐車場やレジャーシートの支給はありませんが、簡単な遊び道具やお弁当を持参してゆったり過ごしましょう。
親子で楽しむ遊び方ガイド
天気がいい日は午前中に到着して、まず園内をぐるっと散策するのがおすすめ。その後、芝生で遊んだり機関車の周りで写真を撮ったりしましょう。
子ども用の小さな遊具はありませんが、砂場やブランコがない分、広々と使えます。おやつや軽食を持ち込んでベンチで休めば、目の前を電車が通過する様子も眺められます。公園は無料で開放されているので、時間を気にせず思いっきり遊んでください。
駅前甚六公園のアクセスと駐車場

駅前甚六公園は公共交通機関でも車でも訪れやすい立地です。JR中央本線の勝沼ぶどう郷駅が最寄り駅で、東京方面から特急「かいじ」が停まることもあります。改札を出て左手に進めばすぐ公園入口が見えます。一方、車では中央自動車道勝沼インターから国道20号を利用し、勝沼橋を渡って約5分です。
駅周辺には市営の無料駐車場があり、混雑時は少し離れた場所の駐車場も検討すると安心です。
電車でのアクセス方法
勝沼ぶどう郷駅からは徒歩1~2分で公園に到着できます。特急列車が停車する時間帯もあるので、東京方面からアクセスしやすいのが魅力です。
ただし特急は本数が限られているため、時刻表をチェックして計画的に訪問しましょう。
車でのアクセス・周辺道路
中央自動車道の勝沼インターから国道20号を利用すれば、車での移動は概ねスムーズです。高速を降りて約5分で到着できるアクセスの良さが魅力ですが、駅前周辺は道が狭めなので運転には注意が必要です。
特に休日は観光客やハイカーの車が多くなりやすいため、時間には余裕を持って訪れましょう。
駐車場の台数と注意点
駅前公園の駐車場は市営の無料駐車場を利用できますが、常に満車になる場合があります。公園から道路を挟んだ反対側にも別の無料駐車場がありますが、週末や観光シーズンは早朝から満車になることも。
駐車場が空いていない場合は駅近くの有料駐車場や周辺施設を活用するなど、事前に計画しておきましょう。
駅前甚六公園周辺のランチスポット
公園周辺はワインの産地としても知られる勝沼町です。公園から徒歩圏内にはワイナリー直営のレストランやカフェが点在しており、甲州ワインを使った料理が楽しめます。例えば駅北側の「ぶどうの丘」には展望ワインレストランがあり、勝沼盆地を見下ろしながら地元産ワインと洋食を堪能できます。
また、他にも地元野菜やキノコを使ったフレンチやイタリアン、焼肉店など様々な飲食店があります。山梨名物のほうとうを味わいたいなら、公園から車で数分の皆吉(みなき)がおすすめです。
蕎麦・カフェなどカジュアルなお店
駅周辺には蕎麦屋やラーメン店、小さなカフェやパン屋も点在しています。子連れでも入りやすいお店が多く、軽食やデザートタイムにも便利です。
ぶどうや桃の季節には周辺が混み合うため、ランチをとる場合は早めの時間に訪れると安心です。
まとめ

駅前甚六公園は小規模ながら眺望と“駅前らしさ”が詰まった公園です。遊具は少ないものの、機関車や桜、展望風景など見どころが多く、子どもと一緒に訪れてもちょうど良いサイズ感。
春や秋の行楽日に遊びながら、周辺のワイナリーや郷土料理店でランチを楽しむプランもおすすめです。駐車場情報や交通アクセスをおさえて計画的に訪れ、自然と歴史を感じられる駅前公園の時間を満喫してください。
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