富士五湖は春になると桜や芝桜、ツツジなど色とりどりの花々が咲き誇り、雄大な富士山との絶景が楽しめる観光地です。河口湖では遊覧船から望む富士山が感動的で、ロープウェイも人気。山中湖や本栖湖では比較的静かな自然散策や春の花畑を満喫でき、ふじさんミュージアムパークなど春のイベントも開催されます。
あたたかな春の日差しの中で、おすすめスポット巡りや花見ハイキングを楽しみながら富士五湖エリアの魅力を余すところなく味わいましょう。忘れずに春の装いを整えて、充実の春旅に出かけましょう。
目次
春の富士五湖観光を満喫する方法
富士五湖エリアは、富士山の北麓に広がる観光地です。河口湖・山中湖・西湖・精進湖・本栖湖の五つの湖があり、それぞれから望む富士山の景色が美しいことで知られます。交通アクセスが良い河口湖周辺は観光拠点として賑わいますが、本栖湖や精進湖など静かな湖畔で自然散策を楽しむのも春ならではの魅力です。
春の富士五湖観光ではグルメも見逃せません。山菜料理やほうとうなど季節の味覚を提供する食事処が多く、富士山の湧水で育ったわかさぎのお刺身や地元の果物を使ったスイーツも楽しめます。お花見の合間に地元グルメでお腹を満たし、春旅をさらに充実させましょう。
春の富士五湖観光の魅力
春の富士五湖は気候が穏やかになり、桜をはじめとする花々が咲き始める観光シーズンです。河口湖周辺では4月上旬に桜の見頃を迎え、多くの花見客で賑わいます。芝桜やツツジも4月中旬以降から花開き、本栖湖エリアでは4月中旬~5月に富士芝桜まつりが開催されます。また、地上に雪を頂いた富士山と春の新緑との共演も見どころです。
この時期は河口湖周辺だけでなく、山中湖や本栖湖などエリア全体で春の自然を満喫できます。湖畔を歩けば梅や桃などの花も咲き、富士山の展望スポットでは日差しを浴びながらゆったりとした時間が過ごせます。春の気候は積雪が残る寒暖差もありますが、それもまた富士五湖ならではのダイナミックな季節感といえるでしょう。
春の富士五湖観光の服装と計画
春の富士五湖観光で忘れてはならないのは、服装と時間帯の選び方です。夜明け前や夕方は気温が下がるため防寒着が必要で、日中は行動しやすい暖かさになります。観光スポットは週末やゴールデンウィーク中に混雑しやすいので、早朝や平日狙いの訪問がおすすめです。また、春は日が長くなるため、午前中から夕暮れ時までゆっくりと湖畔を楽しめます。
観光の計画を立てる際には、最新の開花予想をチェックするのもおすすめです。春はイベントが目白押しで、河口湖や富士吉田市では4月上旬に桜のイベントが集中します。混雑が予想される期間には早めの宿予約や公共交通機関の利用を心がけると、快適に観光できます。
富士五湖周辺の桜名所と春祭り

富士五湖周辺では春に桜が見頃になり、各地で桜祭りが開催されます。特に河口湖周辺は桜並木が多く、湖畔にはソメイヨシノやヤマザクラが美しく咲き誇ります。春の陽光に染まる桜越しの富士山は風光明媚な絶景で、イベント時期は多くの見物客で賑わいます。
また、富士吉田市の新倉山浅間公園では古くから桜と五重塔と富士山を一望でき、桜祭り期間中は展望台が夜間開放され幻想的な光景が楽しめます。遅咲きの桜を楽しみたいなら山中湖周辺を訪ねてみましょう。山中湖花の都公園ではチューリップやネモフィラがGW頃まで見頃となり、春の彩りが広がります。
河口湖・勝山さくら祭り
河口湖では例年4月上旬に「富士・河口湖さくら祭り」が開催され、南岸を中心に約300本のソメイヨシノが見頃を迎えます。隣接する勝山地区でも同時期に「勝山さくら祭り」が開催され、湖畔の道の駅周辺に咲き乱れる桜と富士山のコラボレーションが楽しめます。ライトアップも実施され、夜間に浮かび上がる富士山と桜は幻想的です。
このエリアの桜は周辺の山肌にも広がり、春の青空と合わせて一帯が淡いピンクに染まります。混雑を避けるには平日の早朝がおすすめで、静かな湖畔で朝日を浴びる桜景色は素晴らしい思い出になるでしょう。
新倉山浅間公園の桜と五重塔
富士吉田市の新倉山浅間公園は桜と五重塔の景観で有名で、開花時期には連日多くの観光客で賑わいます。忠霊塔と呼ばれる五重塔は富士山を背景に絶妙の構図となり、春になると園内の桜が併せて彩りを添えます。展望デッキからは富士山と桜、五重塔の三位一体の絶景が広がり、その美しさは写真家にも人気です。
例年4月初旬から中旬にかけて展望デッキと周辺階段はライトアップされ、多くのカメラマンが訪れます。桜まつりの期間中は駐車場が混み合うため、近隣の公共交通利用や早朝訪問でゆったりと絶景を楽しむのがコツです。
山中湖周辺の桜スポット
山中湖村や富士吉田市側でも4月中旬頃から山桜が咲き始め、湖畔や街なかの神社で桜が見られます。山中湖畔の文学の森公園や山中諏訪神社では、富士山と桜のコラボが楽しめる写真スポットとして知られます。また、花の都公園ではソメイヨシノのほかチューリップが咲き、春の彩りが広がります。
ほかにも忍野の枝垂れ桜や桔梗ヶ原公園の桃の花など、小さな名所も点在しています。どのスポットでも富士山が背景になるため、天候の良い日には桜越しに真っ白な富士山が浮かび上がり、まさに絵になる光景が広がります。
春の富士五湖で楽しむ花々と絶景スポット

富士五湖周辺では桜だけでなく様々な春の花が楽しめ、季節のグラデーションが広がります。中でも本栖湖の富士本栖湖リゾートでは4月中旬~下旬に富士芝桜まつりが開催され、湖畔の斜面がピンクの絨毯に染まります。また河口湖畔の大石公園では藤の花が咲き誇り、美しい花と富士山の景色で人気です。
山中湖花の都公園ではチューリップが4月下旬から見頃となり、春風に揺れるカラフルな花畑と富士山を楽しめます。これら花スポットはゴールデンウィークまで長く楽しめるため、連休前後の旅行にもおすすめです。
富士芝桜まつり(本栖湖)
本栖湖の富士本栖湖リゾートでは毎年4月中旬から5月下旬にかけて「富士芝桜まつり」が開催されます。湖畔に隣接する斜面に約80万株の芝桜が咲き誇り、濃淡のピンクが一面に広がります。背景には雪を頂いた富士山がそびえ、淡いピンク色のじゅうたんが山肌と青空を鮮やかに彩ります。
夜間にはライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が楽しめます。例年ゴールデンウィーク前後が満開時期となるため、混雑を避けたい方は期間開始直後の平日早朝の訪問がおすすめです。
河口湖・大石公園の花畑
河口湖畔にある大石公園では4月下旬から5月上旬にかけて藤の花が咲き誇ります。園内に続く約100mの藤棚には紫や白の房状の藤が垂れ下がり、富士山の眺望とともに楽しめます。特に晴れた日の午後は湖畔に映る藤と富士山のコントラストが美しく、観光客にも写真撮影ポイントとして人気です。
また大石公園には遊歩道や足湯も整備されており、花見の合間に散策や休憩ができます。5月中旬以降にはラベンダーも見頃となり、青紫の花畑と富士山を背景にした絶景が広がります。
その他春の花々と観賞スポット
富士五湖エリアではさらに、忍野村の枝垂れ桜や、青木ヶ原樹海入口の桜並木、精進湖畔の景色など地元に愛される小さな花スポットが点在します。山梨県は桃とぶどうの産地としても有名で、甲州市では4月中旬から桃の花が見頃を迎えます。また、春は里山などで野鳥観察がしやすい季節でもあるため、富士山麓の自然と花々の彩りを広く楽しめます。
花々を巡る際は観光だけでなく、地元の直売所や道の駅で春野菜や果物を味わうのもおすすめです。例えば富士川町の「道の駅とよとみ」では春の山菜やワインを楽しむことができ、花見以外の楽しみ方も多彩に見つかります。
富士五湖の春におすすめのアクティビティ
春の富士五湖では屋外アクティビティが充実しています。河口湖では富士山パノラマロープウェイに乗って山頂の展望台から雄大な眺望を楽しめます。また湖上遊覧船に乗れば、水面に映る富士山の眺めと湖畔の景色を満喫できます。春真っ只中の青空の下で手軽に絶景を眺められるアトラクションです。
春はウォーキングやサイクリングにも最適です。湖畔には富士山を望むサイクリングロードが整備され、河口湖から山中湖を結ぶ約25kmのコースではゆっくりと絶景を楽しめます。人気のハイキングコースとしては山中湖パノラマ台や精進峠があり、いずれも新緑の中で富士山が望める絶景ルートです。
富士山パノラマロープウェイと遊覧船
富士河口湖町では富士山パノラマロープウェイが運行しており、山麓駅から山頂のパノラマ台駅まで索道で結ばれています。山頂駅からは360度の大パノラマが広がり、晴れた日には河口湖や富士山麓の景色が一望できます。春真っ只中の青空の下で手軽に絶景を眺められるアトラクションです。
河口湖では「天晴(あっぱれ)」という新しい遊覧船が運航中で、湖面からゆったりと富士山を眺められます。船上では吹き抜ける風や湖水の音を感じながら、清々しい景観を楽しむことができます。春は湖畔からの富士山の眺望も美しく、船に乗って異なる視点から写真撮影するのも良いでしょう。
サイクリングやハイキングで富士五湖を満喫
富士五湖周辺にはサイクリングコースが整備され、レンタサイクルやロードバイクでも移動できます。春は比較的涼しく爽快な気温なので、富士五湖エリア全体を周遊するサイクリングに適しています。特に湖畔の道路は景色が良く、真っ青な湖と富士山を一望しながら走れる絶好のルートです。
山中湖の周辺や本栖湖周辺には手軽なハイキングコースも多く、鳴沢氷穴・富岳風穴付近の原生林散策や、本栖湖畔の逆さ富士スポット巡りなどで春の自然を満喫できます。ハイキングの休憩がてら景色の良いベンチや公園で富士山と花々を眺めると、心身ともにリフレッシュできます。
春の富士五湖で楽しむテーマパークや体験
富士急ハイランドや鳴沢氷穴・風穴など有名な観光スポットは春も営業しています。晴れた日は富士急ハイランドの絶叫マシンで爽快感を味わったり、氷穴で真夏でも約4℃の冷気を体験するのもユニークです。また春限定のイベントも多く、富士吉田市のうどん作り体験や河口湖の春花火など、アウトドアと文化を融合した体験が楽しめます。
他にも、富士河口湖オルゴールの森美術館やハーブ庭園では春の花々が公開され、屋内外問わず楽しめるスポットが揃っています。富士五湖周辺には温泉施設も多いので、アクティブに遊んだあとにはほっと一息、富士山を望む温泉で体を癒すのもおすすめです。
春の富士五湖旅行モデルコースと宿泊

春の富士五湖観光を効率よく楽しむためにはモデルコースを立てると安心です。日帰り観光なら、朝早く新宿や東京を出発して河口湖へ向かい、大石公園やロープウェイ、花見スポットを巡るプランが考えられます。午後は河口湖畔で食事を楽しんだ後、余裕があれば山中湖まで足を延ばして帰るのがおすすめです。
一泊二日の旅行なら、初日は河口湖~富士吉田エリアをじっくり観光し、湖畔の温泉宿に宿泊します。温泉に浸かり夜は星空の下で富士山を眺め、翌朝は早起きして山中湖周辺や本栖湖方面へ。静かな湖畔散策やお土産屋めぐりをして、春の清々しい空気を感じながら帰路につくというプランが人気です。
日帰りで巡るお手軽コース
河口湖をメインに日帰り観光を楽しむなら、朝は河口湖の大石公園で富士山と花を眺めるところから。午前中にロープウェイで展望台に上がれば新緑の富士山が楽しめます。昼食には河口湖名物ほうとうやほかほかの吉田うどんでエネルギー補給し、午後は湖畔の遊歩道でお花見やサイクリングを楽しむのが良いプランです。
時間に余裕があれば本栖湖や精進湖へも足を延ばしましょう。本栖湖は人工物が少なく富士山の映り込みがきれいで、精進湖は西湖より交通量が少ないため静かに湖畔を散策できます。夕方前には河口湖または山中湖へ戻り、夕日の富士山を湖畔から眺めてから帰路につくのがおすすめです。
1泊2日で楽しむゆったりコース
春の一泊旅行は天候と相談しながら、1日目は河口湖周辺、2日目は山中湖周辺をめぐるプランが定番です。例えば初日は河口湖畔で絶景を堪能し、お昼は地元グルメを味わいます。午後はお土産屋めぐりや足湯でのんびり過ごし、夕方には宿の露天風呂で富士山を眺めてリラックス。2日目は気温が上がる時間帯に山中湖へ移動し、パノラマ台や花の都公園で春の景色を満喫します。
宿泊先は富士山を望む露天風呂がある温泉旅館や、富士五湖エリアのコテージ・ペンションがおすすめです。春は混雑するため、早めに宿を予約しておけば安心。朝晩の落差が大きいので、暖かい時期でも布団は厚めのものを選ぶと快適に過ごせます。
おすすめ宿泊エリアと温泉
富士五湖には多彩な宿泊施設があります。河口湖温泉郷は交通の便が良く、富士山の見える露天風呂付き旅館が多いのが特徴です。一方、山中湖温泉郷は静かな環境でカップルやファミリーに人気。ゆったり過ごしたいなら本栖湖近くのキャンプ場やリゾートホテルも選択肢となります。
春は星空も美しく、露天風呂で夜の富士山を眺める最高の機会です。また、朝日で山が赤く染まる「ダイヤモンド富士」を狙うなら、湖畔に近い宿を選ぶと良いでしょう。宿泊と合わせて予約可能なレストランプランや体験プランも充実しており、旬の山菜料理などを楽しむことができます。
春の富士五湖観光の交通アクセスと服装のポイント
富士五湖への主な交通手段は車と公共交通です。車の場合、中央自動車道の河口湖ICや東富士五湖道路を利用します。春休みやゴールデンウィークは渋滞が予想されるので、早朝出発や迂回ルートの利用が重要です。公共交通では新宿から高速バスで直行する方法があり、所要約2時間半で着きます。電車の場合はJR中央線で大月駅まで行き、富士急行線に乗り換えて河口湖駅へアクセスできます。
河口湖駅からは富士五湖を巡るバス路線が発達しており、山中湖・精進湖・本栖湖方面へもバスで移動可能です。春は日帰り温泉や道の駅も人気で、遅くまで営業している宿泊施設も多いため、バスも夜遅くまで運行していることが多いです。計画前にバス時刻表をチェックすれば、移動のスケジュールが立てやすくなります。
アクセス方法(車・公共交通)
車でのアクセスは中央自動車道や東富士五湖道路を使います。東京方面からは富士五湖道路や新東名高速を経由し、準高速道路で湖畔へとつながります。通常、中央道は片道2時間程度ですが、春の連休期は早朝や深夜に高速道路を通過する計画を立てるのがベターです。公共交通では新宿から富士五湖方面への高速バスが多数あり、富士急行線の下吉田駅・河口湖駅への列車も利用できます。
河口湖駅からは周辺各湖へのバスが頻発しており、富士五湖フリーきっぷを使えばお得に乗り放題です。バス停も分かりやすく標識されているので初めての訪問でも安心です。東京方面へ戻る際は高速バスの事前予約や電車の指定席確保をしておけば、混雑時もスムーズに移動できます。
春の気温と服装
春の富士五湖は昼夜の気温差が大きいのが特徴です。3月下旬の最低気温は0℃前後で推移し、4月中旬でも夜間は5℃前後にまで下がります。日中は太陽が出れば15℃を超えることもありますが、曇りや風が強いと体感気温がさらに低くなります。そのため、春の観光にはダウンや厚手ジャケットがあると安心で、日中は薄手の長袖で調整するのがおすすめです。
また、山梨は紫外線量が多い地域なので、晴れた日は日焼け対策も必要です。森林や湖畔を歩く場合は虫も出始めるので、虫除け対策があると快適です。汚れが目立ちにくい服と歩きやすい靴を選び、軽量の防風・防水ウエアを1枚持っておくと変わりやすい春の天候にも安心です。
ゴールデンウィークなどの混雑回避法
春の大型連休期間は富士五湖周辺が大混雑します。河口湖周辺の道路や駐車場は早めに満車になるため、公共交通や循環バスの利用が便利です。ゴールデンウィーク中に車で行く場合は、自動車専用道路の交通状況に気を配り、早朝5~6時に高速道路を通過する計画が有効です。
観光地の混雑を避けるには、あえて平日や早朝・夕方の時間帯を狙いましょう。河口湖・山中湖ではダイヤモンド富士(夕暮れの山頂の太陽)が見られる日程もあるので、計画的に日程を組むと少し人混みを避けられます。春祭りや芝桜まつりなどの開催日程は公式サイトなどで事前確認し、混雑日を避けるルートを選ぶのも効果的です。
まとめ
富士五湖は春にこそ訪れたい観光地です。桜や芝桜、ツツジなど春の花々と残雪の富士山が織りなす景色は格別で、河口湖の遊覧船や展望台からの眺望は圧倒的な臨場感があります。純和風の風景と山梨グルメ、温泉も忘れずに楽しみましょう。
春の天候は変わりやすく、また連休の混雑も予想されるため、事前の情報収集が重要です。最新の開花情報や交通状況をチェックし、適切な服装や行程を準備しておきましょう。この記事を参考に計画を立てて、花と富士山が共演する富士五湖の春旅を満喫してください。
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