首都圏から車で気軽に行ける富士五湖エリアは、雄大な富士山を間近に楽しめる絶好のドライブコースです。山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の五つの湖はそれぞれ表情が異なり、ドライブしながら湖畔の絶景を巡る楽しみが満載です。この記事では、定番のドライブルートや観光スポット、季節ごとの魅力的な見どころを詳しく解説します。出発前のポイントや注意点も紹介するので、初めての富士五湖ドライブでも安心して計画できます。
目次
富士五湖をドライブで観光!楽しみ方とおすすめコース
富士五湖エリアは富士山の北麓に広がり、どこからでも富士山を望める絶景スポットが数多くあります。五つの湖は高速道路のインターチェンジからも近く、例えば中央高速道「河口湖IC」を出発すれば、1日で効率的に周遊できます。五湖すべてを巡る周遊ルートは総距離およそ80kmで、各湖に適度に立ち寄れば6~8時間程度で完走可能です。
また、五湖エリアは夏でも比較的涼しく、湖畔にはキャンプ場やペット連れOKの施設も多く、家族連れからカップルまで幅広く楽しめます。湖だけでなく周辺には花畑や温泉、文化施設などの観光地も充実しており、ドライブしながら立ち寄るスポット選びも楽しみのひとつです。
富士山が世界文化遺産に登録されたこともあり、富士五湖の観光需要は年々高まっています。ドライブなら広い視野で景色を満喫でき、富士山を背景にしたフォトスポットにも簡単にアクセスできます。行程に余裕を持ち、湖畔の景色や地元グルメをゆったり楽しむのが富士五湖観光ドライブの魅力です。
富士五湖ドライブの魅力
富士五湖エリアには山中湖や河口湖など人気の名所だけでなく、のどかなキャンプ場やパワースポットなど個性的なスポットが点在します。車で巡ることで、各湖から異なる角度で富士山の雄大な姿を満喫できます。山中湖からは朝日と富士山が重なる「ダイヤモンド富士」、河口湖からは水面に映る逆さ富士など、湖ごとに異なる絶景を楽しめるのも最大の魅力です。
また、富士五湖は標高が比較的高く夏でも涼しいので、避暑ドライブにも最適です。湖畔のレジャー施設や展望台も充実しており、自然景観だけでなくストレスフリーなドライブ旅行全体が楽しめる点は大きな魅力と言えます。
湖めぐりにかかる時間と距離
五湖すべてを一周する場合、湖と湖の間の移動距離は合計80km前後です。富士急行バス「河口湖IC」から山中湖へは約20km(約20分)、河口湖から西湖約6km(約10分)、西湖から精進湖約2km(約5分)、精進湖から本栖湖約10km(約15分)、本栖湖から山中湖約16km(約20分)です。1時間ほどで1つの湖を取り巻く周回ドライブができます。
例えば、河口湖ICを起点とした時計回りの周遊ルートでは、河口湖~西湖~精進湖~本栖湖~山中湖の順に巡ります。このようにルートを決めておくと渋滞を避けやすく、湖ごとに豊かな自然と異なる眺望を満喫しながら効率的に周れます。
ドライブ前のおすすめ準備
谷間や山間部を走るルートもあるため、天気予報を確認して快晴の日を狙うのがポイントです。特に富士山は午前中の方が雲が少ないことが多いので、早めのスタートがおすすめです。湖畔は標高の高い場所もあるので、季節や日没後は冷え込むことがあるのも覚えておきましょう。
また、レンタカーを利用する場合、ナビ設定や電波状況にも注意を払いましょう。五湖周辺では携帯電波が弱い山間部もありますので、主要な道筋はあらかじめ紙のルート表で確認しておくと安心です。ドライブ用のイヤホン・カーナビアプリ・モバイルバッテリーなども用意しておくと、突発的な渋滞や迂回情報にも対応できます。
富士五湖ドライブで訪れたい観光スポット

富士五湖エリアには人気の観光地が湖ごとにそろっています。以下では湖畔エリアごとに訪れたいスポットを紹介します。
山中湖エリアの観光スポット
山中湖付近で外せないのは、富士山の伏流水が湧く「忍野八海」です。水面に映る富士山と茅葺き屋根の風景は絶好の撮影スポットで、世界遺産にも登録された観光名所です。また「山中湖花の都公園」は富士山と花畑を同時に楽しめるスポット。春~秋は花畑が、冬はイルミネーションが見どころです。他にも早朝の富士山を一望できる「長池親水公園」や、山中湖展望の「パノラマ台」もおすすめの立ち寄りポイントです。
河口湖エリアの観光スポット
河口湖は観光開発が進んでおり、温泉や美術館、体験施設が充実しています。河口湖大橋の南北からは富士山と湖が一望でき、特に写真スポットとして人気です。湖畔には富士山レーダードーム館など史料館のほか、遊覧船で湖上から景色を眺めるアクティビティもあります。初夏には湖畔沿いに咲くカチカチ山のラベンダーや、夏の「大池公園花火大会」など季節ごとの見どころも豊富です。
西湖・精進湖エリアの観光スポット
西湖沿いには茅葺きの古民家が再現された「いやしの里根場」があり、昔ながらの日本の原風景と富士山の組み合わせが楽しめます。湖面すぐに迫る松林が美しい「西湖野鳥の森公園」も静かで落ち着いた雰囲気です。精進湖は五湖で最も小さい湖ですが、湖畔の小室山が富士山と重なる「子抱き富士」の絶景が見られます。また精進湖畔には釣り好きに人気の釣り場やマイナーながら穴場感のある散策路があります。
本栖湖エリアの観光スポット
本栖湖は透明度が高く、晴れた日には湖面に富士山が美しく映ります。千円札の裏に描かれた富士山と湖の風景のモデル地としても知られる場所です。湖畔にはキャンプ場が点在し、湖上からのカヌー体験や遊覧船(要予約)で水上から富士山を仰ぐこともできます。周辺の青木ヶ原樹海へ向かう道路沿いには溶岩が露出する洞窟「鳴沢氷穴・富岳風穴」などもあり、ちょっと足を伸ばせば大自然散策も楽しめます。
富士五湖各湖の比較
富士五湖各湖には特徴の違いがあり、訪れる目的に合わせてルートを決めると効率的です。以下の表は湖の周囲長や海抜と一緒に代表的な見どころを比較したものです。
| 湖名 | 周囲長 | 海抜 | 見どころ |
|---|---|---|---|
| 山中湖 | 約12.9km | 981m | 富士山に最も近い湖。ダイヤモンド富士、赤富士、忍野八海など景色が多彩。 |
| 河口湖 | 約19.9km | 831m | 五湖の中心でアクセス良好。富士山と湖の絶景、遊覧船や温泉、博物館も。 |
| 西湖 | 約10.5km | 900m | 周囲が森林に囲まれ静寂な湖。いやしの里根場、樹海散策路、キャンプが人気。 |
| 精進湖 | 約2.5km | 900m | 面積最小の湖。湖畔からの「子抱き富士」(富士山と小室山)が名物。釣りも盛ん。 |
| 本栖湖 | 約12.9km | 900m | 湖水の透明度が高い。千円札の裏面の富士山が見られる。カヌーやキャンプ向け。 |
季節別に楽しむ富士五湖ドライブ観光

富士五湖は四季折々で異なる表情を見せるため、訪れる時期によって楽しみ方が変わります。以下では季節ごとの見どころを紹介します。
春の富士五湖ドライブ
春は湖畔に桜が咲き、富士山と桜を同時に楽しめる絶好のシーズンです。河口湖大橋北側の河口湖円形公園や山中湖平野交差点周辺は特に桜並木が美しく、ドライブが華やぎます。また、花の都公園ではチューリップやネモフィラが咲き誇り、富士山を背景にした花畑が広がります。春雨が少なく爽やかな青空の日が多いので、快適なドライブが期待できます。
夏の富士五湖ドライブ
夏は避暑地としても人気の富士五湖で、カヤックやセーリングなど水上アクティビティが盛んです。山中湖ではボート遊びやトワイライトに湖上から花火が見られることも。河口湖畔はペットと一緒に楽しめる施設や、樹海内の自然散策ツアーも人気があります。気温が高い日中は涼しい湖畔で過ごし、夕方以降の涼風の心地よい時間帯にドライブすると快適です。
秋の富士五湖ドライブ
秋は紅葉と富士山のコントラストが一番美しい時期です。紅葉の名所である山中湖の長池親水公園や本栖湖の浩庵キャンプ場周辺では、黄金色の紅葉越しに富士山を望む絶景が広がります。河口湖畔では紅葉カヌー体験や、湖畔の温泉で日帰り入浴をしながら紅葉を眺める楽しみもあります。秋晴れの日は特に空気が澄んで富士山がくっきり見えやすいので、絶好のドライブ日和となります。
冬の富士五湖ドライブ
冬は空気の澄み切る時期で、雪化粧した富士山が湖面に映る“紅富士”を狙えます。山中湖や河口湖は氷結しませんが、周囲の山々が冠雪し青い空とのコントラストが美しいです。日が沈む頃には夕焼けで空が赤く染まり、湖畔に夕景の絶景が広がります。真冬は路面の凍結や雪もあるので、装備を確認して運転しましょう。湖畔には冬でも営業する温泉施設があり、体を温めながら富士山を眺めるのもおすすめです。
富士五湖ドライブ観光のモデルコースと計画
効率よく富士五湖を巡るには、モデルコースを参考にルートを組み立てると便利です。日帰りで全湖を周回するコースと、宿泊を加えてじっくり楽しむプランを紹介します。
効率的に巡る周遊ルート
富士五湖を一周する効率的なルートは河口湖をスタート地点に、時計回りに西湖→精進湖→本栖湖→山中湖へ進み、最後に河口湖へ戻るコースです。このルートは標高差が少なく走りやすく、各湖の代表的なポイントをバランスよく回れます。もうひとつの選択肢は反時計回りで、河口湖から山中湖方面へ向かうルート。どちらも所要時間は湖での観光時間を含めて6~8時間程度なので、余裕を持って出発すれば日帰りドライブも十分可能です。
日帰りドライブモデルコース
午前9時に河口湖ICを出発し、まず河口湖を一周。河口湖大橋やオルゴールの森美術館あたりで休憩して西湖へ移動します。西湖ではいやしの里根場や蝙蝠穴を散策し、精進湖でランチ休憩。午後は本栖湖へ向かい、千円札のビュースポット(浩庵の千円札展望地)で富士山を満喫。その後山中湖へ移動し、花の都公園や長池親水公園で夕景を楽しんでから河口湖ICに戻るルートです。渋滞時期を避ければ、効率的に観光スポットをまわれます。
宿泊を含めたドライブプラン
富士五湖をよりゆったり巡るなら、夕暮れの河口湖や星空が美しい山中湖などで一泊すると余裕が生まれます。1日目は河口湖・西湖エリア、2日目は本栖湖・山中湖エリアに分けるのが効率的です。山中湖村や河口湖周辺には多種多様なホテル・旅館があり、湖畔の温泉宿で日帰りでは味わえない景色を堪能できます。特に湖が目の前に広がる部屋や露天風呂付き客室を選べば、ドライブ疲れも癒されるでしょう。
交通アクセスと富士五湖ドライブ観光の注意点

富士五湖は車でのアクセスが便利ですが、山間部の交通事情やシーズンごとの混雑に注意が必要です。以下では首都圏からのアクセス方法やドライブ時のポイントを解説します。
主要高速道路とアクセス
東京方面からは中央自動車道「河口湖IC」が最寄りICで、河口湖ICから各湖へのアクセスは1~2km程度と近いです。河口湖IC経由の場合、都心から約2時間で河口湖に到着します。首都圏西側(八王子・高尾方面)からは中央道を利用するのが一般的ですが、渋滞回避のため朝早めに出発するか、新東名「新御殿場IC」経由で富士五湖有料道路(新東名→東富士五湖道路)を使う迂回ルートもあります。また、富士急行「富士山駅」からは山梨富士急バスで河口湖・山中湖方面へアクセスできます。
駐車場とレンタカー情報
富士五湖周辺の観光地には無料・有料の駐車場が整備されていますが、特に週末や観光シーズンには混雑しやすいです。例えば、河口湖周辺の人気スポットでは昼前後に駐車場が満車になることもあるため、早朝または夕方の空いている時間帯に狙うとスムーズです。レンタカーは河口湖駅や河口湖IC近くに店舗が多く、前日までに予約するのがおすすめです。運転に不安な方は多人数乗車で割安になるワンボックスなどを選ぶと快適です。
ドライブの安全対策とマナー
富士五湖エリアでは道路幅が狭い箇所もあるため、安全運転を心掛けましょう。特に、山道や峠道ではスピードを控えめにし、対向車に十分注意する必要があります。また、湖畔エリアはサイクリングや歩行者も多いので、横断歩道や駐停車する車両に注意してください。悪天候時は路面が凍結する場合もあるので、冬季はスタッドレスタイヤ装着やチェーン携帯を忘れずに。休憩は早めにとり、体調管理にも気を配ることで安全なドライブ観光が楽しめます。
まとめ
富士五湖観光ドライブは、富士山を背景にした絶景が続くポイントが魅力です。今回紹介したモデルコースや季節ごとの見どころを参考にすれば、はじめてでも効率的に観光ができます。交通アクセスがよく日帰りでも訪れやすいエリアなので、週末のドライブ旅行や短期の観光プランにもぴったり。湖ごとに違った景色やアクティビティが楽しめるので、1回のドライブでは物足りなく感じるかもしれません。何度でも訪れて新しい発見ができるのも富士五湖ならではの醍醐味です。
出発前には天候や道路情報を確認し、ゆとりあるスケジュールで計画を立てましょう。安心して楽しめるプランを立てることで、家族や友人との富士五湖ドライブ旅行がより充実したものになります。ぜひこの記事を参考に、壮大な富士山と美しい湖景色に囲まれた癒やしのドライブ旅行を満喫してください。
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